清潔感
新規開業をすればすべてが新しい物です。
しかし、院内の状態は常に変化します。点検時間を決め、常に清潔に保ちましょう。
次に患者さんからの目線で来院時のシュミレーションをしてみると色々な事が見えてきます。
まずは入口からです。フロントガラス等の汚れ、下駄箱やスリッパの 汚れが気になります。紫外線滅菌スリッパ入れを使っていても底に付いた汚れ等は取れません。
出来れば患者さんの使用済のスリッパは別に置いたカゴ等に入れ てもらうようにしましょう。
トイレ便器等の汚れ、マガジンラック週刊誌等の破れや汚れ、掲示板のポスター等の破れや汚れなども点検しましょう。
次に診療室です。患者さんを診療台へ導入する前に使用済の器具等の片づけをし、診療台回りの床等に落ちたレジンの削りかすやテーブル、スピットン、ユニット座部、ライトのグリップ等に汚れ、ほこり、薬液、血液等が付いていないか点検清掃をしましょう。
次は導入時です。基本セット、バキュームチップ、コップ等は患者さん導入と同時か座ってからの方が良いと思います。
先に置いてあると誰か使った物かと不安を 感じさせるからです。出来れば、器具類(基本セット含む)は患者さん導入時滅菌バックから切って出す位のパフォーマンスも必要ではないでしょうか。
また、 先生を含むスタッフが医療に携わる人としてきちっとした身だしなみが出来ているかチェックしましょう。
長い髪の毛は結ぶ、手に付けている装飾品は外す、派 手な化粧はしない、派手なマニュキアはしない、汚れの付いているような白衣は着ない、マスクは頻繁に取り換えるなどです。
最近はグローブを付けている方が 多いですが、これは自分への感染を防ぐ為のアイテムです。
出来れば患者さん目の前で毎回交換するかキチンと手洗いを実行しましょう。
これも、必要なパフォーマンスの一つだと思います。
まだまだ沢山あると思いますので、スタッフミーティング等で清潔感に付いて話し合い、実行しましょう。